困難と勇気づけについて

こんにちは。昨日のワクチン接種による腕の痛みもだいぶ良くなり、少しずつ腕も動くようになってきました。
オリンピックでは、今夜野球の決勝戦がありますね。侍ジャパンの皆さんには頑張ってほしいです。

野球つながりではありますが、私は実は少年野球を4年間やっており、6年生の時はキャプテンも務めていたんですよ。ちなみに中学校では剣道部に入って先輩に怒られました(笑)

そんな少年野球時代ですが、お恥ずかしい話、私はずっと三振王だったんですね。
キャプテンですが、4年生5年生の方がたくさんヒット打ってましたよ。
でも、バッティング練習の時とはか結構打つんですよ。
なんでですかね?試合と練習では雰囲気や緊張感も違いますが、私の中では確かな理由が一つあって、とにかく「怒られたくなかった」んですよね。
どういうことかというと、試合で「見逃し三振」ってコーチや監督にすごい怒られたんですよ。
ただ、「空振り三振」は怒られない。なぜってバットを振ったけど当たらなかったのは仕方ないから。「見逃し三振」は、「ストライクに手を出さず何もせずにアウトになって帰ってきた」というのが、コーチや監督の考えなのでしょう。だから「なにやってるんだ!!」って」すごい怒られたんですね。毎回。

そんなこと何回も言われるものですから、私の中で、「ちょっとくらいボール玉でも振って三振したほうが、見逃し三振して怒られるよりはマシ」という考えができたんですね。だから三振王。
別の見方をするなら、目的が「野球を楽しむ」ことから「怒られないようにする」に変わってしまったんですね。

コーチ&監督ごめんなさい。わざと三振してました(笑)
※もちろんほんとに三振していたこともありますよ

ここで私が伝えたいことは、「怒る」ということがいかに勇気をくじいてしまうか考えてほしいということです。
子供だって怒られたくはないんです。ほんとなら一生懸命思いっきりやりたいんです。

でも、「怒られる」や勇気をくじかれるリスクがあると、物事には立ち向かえなくなります。

コーチや監督をはじめ、大人は子どもの努力を見て、そこに気付き、しっかりと勇気づけしてほしいです。
もし、私がコーチや監督だったら、三振して帰ってきた子供には、「悔しいね」とか「でもいいスイングたった」というように、できるだけ勇気をくじかない声掛けをしたいです。

子どもや困難に直面している人がいるのなら、その人が困難に適切な方法で立ち向かうことができるように援助するのが、勇気づけであり、勇気のある人の課題なのだと思います。

一人ひとりが勇気があり、困難に立ち向かうことができる世の中になるため、引き続き、勇気づけを意識して広めていきたいですね。

最後に頑張れ侍ジャパン!






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