こんばんは。最近はブログ更新できずすみませんでした💦
引き続き、更新できる日は毎日更新していきたいと思います。
本日は、個人心理学(アドラー心理学)での幸福の条件を書いていこうと思います。
これは、一言でまとめてしまえば「共同体感覚」になりますが、「共同体感覚」は一言では説明できない難しい概念であり、「これが共同体感覚だ」と断言できるものでもありません。
しかし、以前にラジオ(アドラジオその5)で簡単にも紹介しましたので、記事でも紹介しようと思いました。
個人心理学には、幸福の条件(共同体感覚の要素)があるとされており、それは、「自己受容」「他者信頼」「貢献感」の3つです。
まずは、「自己受容」です。これは、よく「自己肯定」と一緒にされることがありますが、少し違います。「自己肯定」は自分を好きだという感覚で、自分の嫌いな部分には目を向けません。
それに対し、「自己受容」は自分の好きなところも嫌いなところも含め、自分を受け入れているという感覚です。
私は交換不可能だから、その私とうまく付き合っていこうと思う感覚です。
次は「他者信頼」です。これは、相手に一切の条件をつけず信じることです。
「信用」という言葉もありますが、これは「信頼」とは違います。
「信用」は、「あなたは私の認めるレベルまで達しているから信じます」というように、条件付きで信じることです。
「信頼」はそういった条件は一切つけません。相手が何をしようと、何を言おうと信じます。相手を信じ続ける自分を信じるということでもあり、信じる勇気が試されます。
最後は、「貢献感」です。これは、「私は誰かの役に立った」という感覚です。
この「貢献感」で大切なことは、「自分自身で感じる」ということです。
どうしても役に立ったか立っていないかという感覚は、相手の反応に委ねられる印象を受けますが、もし、自分が何かをして誰かに「ありがとう」などのお礼を言われなかった場合に、怒りや不満が湧き出てしまったのであれば、それは人のために行っていないことになります。
そうなると幸福とは程遠い感情を抱くに違いありません。
そうではなく、自分が何かをして何も言われなかったとしても「私は人々の役に立った」と自分で思えればそれでいいのです。
実際のところ、「ありがとう」とお礼を言われても、その人が本当に感謝の気持ちを持っているかはわかりません。
そのため、この「貢献感」は「自分で感じる」ことが大切です。
以上が個人心理学で考える、幸福の条件です。
簡単にまとめてしまうと、「自分を認め、相手を信じ、誰かの役に立った」と思うことができれば、幸せになれるということです。
これが、最終的には「共同体感覚」にも繋がります。
もし、この記事を読んで幸せを実感できていない人がいるのなら、一度この幸福の3つの条件を意識してみてください。
今までと違った感覚と持てると思います。
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