個人心理学における夢について

こんばんは。オリンピックも終わりですね。

賛否両論あったオリンピックですが、開始されてからは私はたくさんの競技を観て、たくさんの選手から勇気をもらうことができたので、そういった点で言えば、選手の皆さんをはじめ、関係者の方々に感謝したいと思っております。

終わった後は、今一度コロナ患者が増えないよう、自分にできることを確認し実施していきたいですね。

今日はですね。夢の話をしたいと思います。

昔なんですが、なんと宝くじが当たる夢を見たんですよ。
起きた瞬間「夢かよ!!」と自分に突っ込みを入れ、大変悲しくなったのを今でも覚えています(笑)
そんな夢ですが、個人心理学(アドラー心理学)では、ライフスタイルと非常に密接に関わっていると考えています。
一般的には、欲求の補填のように思われていますが、個人心理学では、「夢は未来のリハーサル」や「感情を作り出す工場」と言われています。

つまり、「夢の中で翌日の活動に備えたり、それから逃れるために、特定の気分を作り出す」とされています。
※アドラー心理学教科書 より

また、「夢を見るということ自体は当人がコモンセンスでは課題を解決することができないと感じていることのサインである」や「自分の状況を『隠喩的に』見ることは、一種のそこからの「逃避」である」ということもアドラーは言っています。

※人はなぜ神経症になるのか より

先に書いたとおり、夢はライフスタイルと関っていると考えます。
私の昔見た宝くじが当たる夢を考えると、「宝くじが当たる」→「お金持ちになる」→「楽して生きれる」となり、私は夢を見た後、実際に宝くじを買いました。

これは当時の私について振り返ると、無駄な苦労・ストレスなく暮らしたいと願っていたため、宝くじを買うことによって、努力をせず課題を解決しようとしていたと思います。

正夢になってくれれば、最高なんですが、もちろんはずれましたよ。現実はそんなに甘くないですね(笑)

私のケースに当てはめると、当時の私のライフスタイルは、「私は努力したくない」や「私は楽をして暮らしたい」というような解釈ができます。

また、よく夢を見ないという人もいますが、そういった人は、現在のライフスタイルに満足している(変えたくない)人であったり、覚醒時(起きている時)に、自ら積極的に課題に取り組んでいるため、睡眠を休息の時間として使える人(夢を見る必要がない人)とも言われています。

このように、夢はライフスタイルの文政に役立つとされているため、一度ご自身の夢を分析してみるのも面白いかもしれませんね。



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