個人心理学 感情について

こんばんは。梅雨は明けたはずなのに、雨が多いですね。
洗濯はできないし、甲子園は中止になるので、個人的には早く晴れてほしいです。

今日なんですが、家族に仕事で怒られた話をされたので、感情について書いていこうと思います。

以前も書きましたが、個人心理学(アドラー心理学)では、感情は自分自身で使用する道具のようなものと考えます。
つまり、感情に支配されるのではなく、感情を使用しているということです。

また、感情には感情が向けられる「相手役」と「目的」があるとされており、大抵の場合、以下の目的で感情は使用されます。

・相手を支配するため
・権力闘争で有利に立つため
・自分の立場を守るため

私もたまに怒ってしまうこともありますが、その場合上記の理由に当てはまるケースがほとんどです。

よく感情に振り回されて困っているという人を聞きますが、そういう人は、怒りや特定の感情を抱いた場合、その感情の「目的」を考えることで、いったん冷静になることができるかと思います。

例えば、部下が何回もミスして怒ってしまうといった場合、実は期待していた部下が思うように結果を出せずガッカリしていたのかもしれません。
そういうことに気付くことができれば、怒るのではなく、「君には期待しているから、どうすれば同じミスをしないようにできるか考えてほしい」などと違った言い方もできるかもしれません。

感情はコミュニケーションには付き物だと思います。しかしながら。使うことによって相手との距離を引き離してしまう「陰性感情」もあり、「陰性感情」は使用しないほうがいいと思います。

「陰性感情」を抱いた際は、いったんその「目的」を考え、それがわかれば、霊視に「言葉で伝える」ことが良質なコミュニケーションに繋がるのではないでしょうか。

ライフサポート・すみの家

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