こんばんは。お盆は過ぎましたが、用事が重なっていたこともあり、なかなか実家に変えれていなかったのですが、昨日から実家に帰省しておりました。
久しぶりに元気そうな家族の顔を見ることができなかったので、満足です。
そして、タイミングが良かったのか、ちょうど実家の玄関に取り付ける網戸が届いたため、兄と二人で取り付けることになりました。
私は実は説明書を読むのがとても苦手なんです。そして兄は私より不器用な法なので、説明書を見るのは基本的に兄に任せて、私が指示に従ってネジを打ち込んだり作業をしておりました。
個人心理学(アドラー心理学)では、他者と協力する能力を育てることがとても重要だと考えております。
この協力する能力が備わっていないと、社会でうまく人と付き合うことができません。
なぜなら、人間は社会的な存在であり、「1人」で完結している仕事はなく、協力が求められるからです。
兄と協力して作業していたなかでふと感じたのですが、この「協力」では、「適材適所」という言葉があるように、相手に関心を持つことが大切だということです。
先に記載したように、兄は読むのが得意です。私は子どものころから兄が読書が好きでよく本を読んでおり、学校でも成績が良かったのを知っています。
そんな兄のことを知っているため、兄に安心して説明書の読解をお願いして、手作業は任せろ、というスタンスで協力できたのだと思います。
もし、兄に関心をよせず、私が説明書を読み兄に手作業を任せていたら、もっと時間がかかったかもしれません。
また、もう一つ大切なことは、ここで協力者の勇気をくじかないことです。
たとえば、ここで兄に「あなたは手作業が下手だから私がやります」なんていったら、相手は勇気がくじかれ、やる気も出ないですし、下手したら喧嘩にもなるかもしれません。
逆に「あなたが読解(手作業)がとくいで助かります」などと、勇気づけをしながら作業すれば、相手も貢献感を持って作業ができるかもしれないし、少なくとも嫌に気持ちで作業することはないでしょう。
他者と協力をする際は、相手に関心を持ち、勇気づけをし合うこと。
これがいい作業の基盤になると感じた実家の日々でした。
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