個人心理学③ 共同体感覚

こんにちは。しばらく記事をさぼっていました(笑)ごめんなさい。
気合を入れ直して今日も書きたいと思います。

今日のテーマは「共同体感覚」です。
この「共同体感覚」は、個人心理学のなかでも重要且つ理解するのが非常に難しい考えです。

アドラー心理学教科書(ヒューマン・ギルド発行)では、「人間共同体への積極的な所属と参加の感覚」と同時に「これが共同体感覚だと定義することはできない」と記載されています。
これだけみると、難しそうですね。

しかし、定義ができないのなら、ある程度の自分なりの解釈があってもいいのではないかと、私は思います。

そこで、私なりの「共同体感覚」を考えてみましたが、「人や世界、自分を取り巻くすべてのものとの繋がり」なのかと思います。

仏教でいえば「縁起」に近い考えかもしれないですね。
個人心理学では、人と社会は切り離せないとの考えていますので、とくに社会との繋がりが「共同体感覚」の理解のきっかけになるのではないかと思います。

積極的に自分の参加している共同体(家族や学校や職場)を意識し、その共同体との繋がりを感じることができれば、その人の「共同体感覚」が見えてくるかもしれないですね。


ライフサポート・すみの家

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