アドレリアンの日常 ④

こんばんは。仙台ですが今日も暑かったですね。

梅雨が明けて洗濯物がよく乾くのはいいですが、暑すぎるのも考えものです。

本日ですが、私がよくお世話になっている「アドラー東北」の高橋先生が開催する「楽しくアドラー心理学を学ぶ会」に参加してきました。
10人ほどのアドレリアンが参加し、一緒に個人心理学を勉強しました。

本日のテーマは「対人関係論」をベースにした勉強会で、同じ自分(人間)でも相手や環境によって性格が変わるといった話がでてきました。

「対人関係論」は、「人間の行動は相手役のいる対人関係である」と個人心理学では考えます。

ここでの「相手役」というのは、感情や目的の対象になる人と考えてください。
よく家ではいい子なのに学校ではトラブルを起こす子や、その逆で学校ではいい子なのに家では問題を起こす子がいるかと思います。
個人心理学では、この場合の「相手役」に注目します。
家で問題を起こす子であれば、その相手役は親をはじめ家族となるとみてよいでしょう。
例えば「ひきこもり」と呼ばれる子は、「親を心配される」や「親にかまってもらう」といった「親の注目を得る」ために「ひきこもる」という手段をとることがあります。

※学校に行きたくないことももちろんありますが
ここで注目してほしいのは「ひきこもることで誰が困るのか」という点です。
このケースに限って言えば、それは親になり、「相手役」は親になります。

このように、「対人関係論」では、すべての行動は「相手役」のいる対人関係であると考えるのです。

もし、身近に問題行動を起こす子がいる場合は、一度その「相手役」が誰なのかを考えてみることが問題解決につながることもあるので、「その行動で困るのが誰か」を考えてみてください。




ライフサポート・すみの家

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